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「対インフルエンザ徹底 抗戦のための戦術」

カテゴリ : インフルエンザ
■ 今シーズン猛威を振るうと予想されているインフルエンザ!

高病原性インフルエンザウィルスが人から人へと容易に感染するように変異して出現すると考えられている。大半の人に免疫がなく、人口の25%が罹患(りかん)すると想定した厚生労働省の試算では、最大で受診患者は2500万人、死者は、スペイン風邪並の重度(致死率2%)だと、約64万人、中等度(同0.53%)では、約17万人。各国で行動計画づくりが進んでいる。

新型インフルエンザ発生への警戒感が強まる中、治療に有効とされる抗ウィルス薬、リン酸オセタミビル(商品名:タミフル)の確保に各国が躍起となっている。日本政府も備蓄量を従来の約1.7倍に増やす行動計画をまとめたが、世界的に品薄感が漂う中、計画通りに確保できるのだろうか。

《対インフルエンザ徹底抗戦のための戦術》

其のⅠ:インフルエンザ大流行の陽動作戦から司令部を守れ!
インフルエンザが流行れば、感染して当たり前という、先入観、イメージを捨てよう。日本でインフルエンザの患者数がたとう1000万人と予測されても、10人に一人以下の確立である。罹らない人のほうが圧倒的に多いのだ。ワクチン接種した人を含めたって、ならない人のほうが多い。司令部が戦う前から白旗掲げているようでは、勝ち目はない。

其のⅡ:最前線の兵士にしっかり後方支援を!
インフルエンザウィルス侵入を阻止するには、ノド・ハナの粘膜という最前線で防衛に当たる兵士にがんばってもらわねばならない。そのためには、兵士の体力が充実している必要がある。寒い季節はただでさえ消耗しやすい。そこにもってきて、強力なインフルエンザウィルスの攻撃に絶え間なくさらされるわけだ。
穏やかな時期に比べると、体力的にかなりきつい。兵士も飲まず食わずで戦い続けることはできない。

そこで、重要な鍵を握るのが、後方支援体制だ。前線の兵士は、自分たちで栄養を補給できるわけではない。他のルートで運んできてもらわなければならない。質の良い栄養は、胃腸で調達される。胃腸がしっかり働けないような状態になると物質が届かない。したがって質の良い栄養の素になる食材を摂るのはもちろん、胃腸に負担をかけるような材料を極力避けることも肝心だ。

冷たいもの、からだを冷やす食材、分解・消化・解毒するのに手間隙のかかる食べ物(動物性の食品、油っこいもの、味の濃いもの、アルコール)が胃腸に投下されると胃腸の仕事量は増え、良い栄養素を選り分ける作業の能率が落ちる。すると、遠い最前線には良質の栄養が不足する。

其のⅢ:兵士の士気を高めよ!
もちろん、体力だけでなく戦う気力がしっかりなくてはいけない。しかし、強いストレスや心配、悩みがあると戦いに集中できず、士気が低下する。断続的な悪いストレスがあるなら、気分転換でリフリッシュすることも、戦う意欲を高める。逆に、ほどよい緊張はモチベーションを高める。

其のⅣ:トレーニングを怠るな!
戦う兵士たるものトレーニングを怠ってはいけない。昔ながらの乾布摩擦、冷水摩擦は何よりの訓練法であったが、今の兵士はそこまでタフじゃないものもいる。そこで、風呂の時に首、手首、足首に水を少々かけて、こすったり叩いたりして鍛えることができる。他に、腹式呼吸も良い。適度に筋肉を使って代謝を高めておくこともトレーニングになる。それから、腸管というトレーニング場の整備は日課である。けっして汚れた状態にしておかないこと。トレーニングを邪魔するものがないようきれいにしておくこと。

其のⅤ:いつまでも戦えるように体を温めておけ!
急に動こうたって、体が冷えていたら動けない。だから、無防備に体を冷やすと、最前線の粘膜で守っている兵士の働きを妨げる。体温が1度低くなると、免疫力は約37%低下する。とくに首、足首を冷気にさらさないこと。足湯や半身浴も兵士を癒してくれる。


2012-04-03 16:11:11

「インフルエンザから身を守れ!」

カテゴリ : インフルエンザ
■ 今はワクチン接種もあって便利だけど、日ごろ自分でできる予防法もたいせつです。

1.体力をつける
なんといっても体力がモノをいう。体力をつけ抵抗力を高めるには、バランスの良い栄養と休息。過労、睡眠不足を避け、ストレスを溜めない。また、低体温の人は免疫力が低下しやすいのでご注意を。

2.人ごみを避ける
人の多いところは、インフルエンザウイルスがうようよ。とくに体調の悪い時、体力が落ちてる時は、人ごみに出ないように。

3.適度な温度と湿度を保つ
ウイルスは低い温度と湿度が大好き。乾燥している空気中には、ウイルスが長くいることができます。加湿器も有効。

4.手洗いとうがい
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。

5.マスク
マスクも感染予防には有効です。
    

さらに詳しい情報は下記のホームページで
インフルエンザ情報サービス

国立感染症研究所感染症情報センター

厚生労働省のインフルエンザ対策


・子どもが高熱の時の熱をさますシートの貼り方
発熱した時、早く熱を下げようと、よく市販の熱をさますシートを貼ることがあります。
特に高熱の時は、額だけでなく首や腋の下にも貼っていいような使い方をすすめるメーカー、薬屋がありますが、これはどんな場合でもあてはまるわけではありません。

首や腋の下に貼ってもいいのは、熱の高さでなく、本人が熱がっている場合です。具体的には、体が熱くて衣類を着こみたくない、布団もかけたくない、というケース。寒気があって、布団にもぐってじっと体をちぢこまらせてるような時は、使わないでください。せいぜい額に貼るくらいですが、もし貼ってひんやりするのを嫌うようでしたら、やめましょう。

・インフルエンザの症状はだいたいおさまったが、体調がもうひとつ、という時
インフルエンザとの闘いは、その症状からしても激しいものです。自分の体の防衛隊も体内に侵入してきた敵と、必死に闘います。高熱、節々の痛み、下痢嘔吐もその表れです。敵を制圧したものの、こちらにも被害がでているわけです。それが、グズグズすっきりしない体調です。こんな時、まだカゼ的な症状が残ったとしても、症状を抑えるだけのカゼ薬より、栄養剤や生薬製剤などで消耗した「体の立て直し」をすると早く回復できます。
2012-04-03 15:50:50

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